医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
  1. アレルギーは、必ず医薬品の薬理作用と密接に関係して起こるものであるため、内服薬だけでなく外用薬等でも引き起こされることがある。
  2. 医薬品が人体に及ぼす作用は、多くが解明されているため、十分注意して適正に使用された場合は副作用を生じることはない。
  3. 医薬品は、疾病の種類や症状等に応じて適切なものが選択され、適正な使用がなされなければ、症状の悪化、副作用や事故等の好ましくない結果(有害事象)を招く危険性が高くなる。
  4. 一般用医薬品の販売等に従事する専門家においては、購入者等から副作用の発生の経過を十分に聴いて、その後の適切な医薬品の選択に資する情報提供を行うほか、副作用の状況次第では、購入者等に対して、速やかに適切な医療機関を受診するよう勧奨する必要がある。
  1. a,b
  2. a,c
  3. a,d
  4. b,d
  5. c,d

【 正答:5 】

解説

  1. アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こり得るものであるため、医薬品の薬理作用等とは関係なく起こり得るものであり、また、内服薬だけでなく外用薬等でも引き起こされることがある。
  2. 医薬品が人体に及ぼす作用は 複雑、かつ、多岐に渡り、そのすべてが解明されていないため、必ずしも期待される有益な効果 (薬効)のみをもたらすとは限らず、好ましくない反応(副作用)を生じる場合もある。
  3. 選択肢の通り
  4. 選択肢の通り