婦人薬として用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。- 加味逍遙散は、まれに重篤な副作用として、肝機能障害、腸間膜静脈硬化症を生じることがあり、構成生薬としてカンゾウを含む。
- 五積散は、発汗傾向の著しい人には不向きとされ、構成生薬としてマオウを含む。
- 桃核承気湯は、妊婦又は妊娠していると思われる女性、授乳婦における使用に関して留意する必要があり、構成生薬としてマオウを含む。
- 当帰芍薬散は、胃腸の弱い人には不向きとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
- a,b
- a,c
- a,d
- b,c
- b,d
【 正答:1 】
解説
- 正 選択肢の通り
- 正 選択肢の通り
- 誤 桃核承気湯は、妊婦又は妊娠していると思われる女性、授乳婦における使用に関して留意する必要があり、構成生薬としてダイオウを含む。
- 誤 当帰芍薬散は、胃腸の弱い人には不向きとされているが、カンゾウは含まれない。