婦人薬として用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
  1. 加味逍遙散は、まれに重篤な副作用として、肝機能障害、腸間膜静脈硬化症を生じることがあり、構成生薬としてカンゾウを含む。
  2. 五積散は、発汗傾向の著しい人には不向きとされ、構成生薬としてマオウを含む。
  3. 桃核承気湯は、妊婦又は妊娠していると思われる女性、授乳婦における使用に関して留意する必要があり、構成生薬としてマオウを含む。
  4. 当帰芍薬散は、胃腸の弱い人には不向きとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
  1. a,b
  2. a,c
  3. a,d
  4. b,c
  5. b,d

【 正答:1 】

解説

  1. 選択肢の通り
  2. 選択肢の通り
  3. 桃核承気湯は、妊婦又は妊娠していると思われる女性、授乳婦における使用に関して留意する必要があり、構成生薬としてダイオウを含む。
  4. 当帰芍薬散は、胃腸の弱い人には不向きとされているが、カンゾウは含まれない。