眼科用薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. ネオスチグミンメチル硫酸塩は、コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる。
  2. コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられる。
  3. イプシロン-アミノカプロン酸は、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を目的として用いられる。
  4. スルファメトキサゾールは、細菌感染(ブドウ球菌や連鎖球菌)による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる。

【 正答:3 】

解説

  1. 選択肢の通り
  2. 選択肢の通り
  3. イプシロン-アミノカプロン酸は、炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する効果を期待して用いられる。
  4. 選択肢の通り