消化酵素に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 唾液には、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素(プチアリン。唾液アミラーゼともいう。)が含まれる。
  2. 胃から分泌されるペプシノーゲンは、胃酸によってタンパク質を消化する酵素であるペプシンとなり、胃酸とともに胃液として働く。
  3. 脂質(トリグリセリド)は、消化酵素(マルターゼ)の作用によって分解を受けるが、大腸粘膜の上皮細胞で吸収されると脂質に再形成される。
  4. 膵液は、消化酵素の前駆体タンパクであり消化管内で活性体であるトリプシンに変換されるトリプシノーゲンのほか、多くの消化酵素を含んでいる。

【 正答:3 】

解説

  1. 選択肢の通り
  2. 選択肢の通り
  3. 脂質(トリグリセリド)は、消化酵素(マルターゼ)の作用によって分解を受けるが、小腸粘膜の上皮細胞で吸収されると脂質に再形成される。
  4. 選択肢の通り