外皮用薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. アクリノールは、黄色の色素で、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)に対する殺菌消毒作用を示すが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。
  2. ブテナフィン塩酸塩が配合された外皮用薬を使用している間及び使用後も当分の間は、天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、日常の外出時に、紫外線に当たるのを避ける必要がある。
  3. オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
  4. 毛髪用薬には、女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して、女性ホルモン成分の一種であるエストラジオール安息香酸エステルが配合されている場合がある。

    【 正答:2 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. ケトプロフェンが配合された外皮用薬を使用している間及び使用後も当分の間は、天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、日常の外出時に、紫外線に当たるのを避ける必要がある。
    3. 選択肢の通り
    4. 選択肢の通り