解熱鎮痛成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. アスピリンには、血液を凝固しにくくさせる作用がある。
  2. エテンザミド等のサリチル酸系解熱鎮痛成分は、ライ症候群の発生との関連性が示唆されている。
  3. イブプロフェンは、体内でのプロスタグランジンの産生を抑える作用により、消化管粘膜の防御機能が低下するため、潰瘍性大腸炎やクローン氏病の既往歴がある人では、それら疾患の再発を招くおそれがある。
  4. サザピリンは、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分であり、薬疹等のアレルギー症状を起こしたことのある人では、使用を避ける必要がある。

【 正答:4 】