ヒスタミンと抗ヒスタミン成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 生体内の刺激伝達物質であるヒスタミンは、脳の下部にある睡眠・覚醒に大きく関与する部位において、神経細胞を刺激して覚醒の維持・調節を行う働きを担っている。
  2. 脳内におけるヒスタミンによる刺激の発生が抑えられると眠気が促される。
  3. ホルモンのバランスの変化により妊娠中に生じる睡眠障害は、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の適用の対象となる。
  4. 抗ヒスタミン成分を含有する内服薬を服用するときは、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。

【 正答:3 】