一般用医薬品の安全対策に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. アンプル入りかぜ薬は、通常用量でも副作用を生じやすいことが確認されたことから、1965年、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、製品の回収が要請された。
  2. 小柴胡湯は、インターフェロン製剤の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、1994年1月、インターフェロン製剤との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。
  3. 塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)含有医薬品は、2000年5月、 米国において、女性が食欲抑制剤として使用した場合に、出血性脳卒中の発生リスクとの関連性が高いとの報告がなされ、米国食品医薬品庁(FDA)から、米国内におけるPPA含有医薬品の自主的な販売中止が要請された。
  4. PPA含有医薬品は、日本において、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、 使用上の注意の改訂、情報提供の徹底等を行うとともに、代替成分としてプソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)等への速やかな切替えにつき指示がなされた。

    【 正答:1 】