胃の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述のうち、 正しいものの組み合わせはどれか。
  1. 六君子湯は、体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のある人における食べすぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適するとされる。
  2. 平胃散は、体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえて疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に適するとされる。
  3. 安中散は、体力中等度以下で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、食欲不振、吐きけなどを伴うものの神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱に適するとされる。
  4. 人参湯(理中丸)は、体力虚弱で、疲れやすくて手足などが冷えやすいものの 胃腸虚弱、下痢、嘔吐、胃痛、腹痛、急・慢性胃炎に適するとされる。
  1. a,b
  2. a,d
  3. b,c
  4. c,d

【 正答:4 】