小児が医薬品を使用する場合に留意すべき事項に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 小児は大人と比べて、身体の大きさに対して腸が短いので、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。
  2. 小児では、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすいため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。
  3. 小児では、肝臓や腎臓の機能が未発達のため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強くでることがある。
  4. 小児用の用法用量が設定されていない医薬品を小児に服用させる場合は、成人の用量の半分を目安とする。

    【 正答:3 】