高コレステロール改善薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. リノール酸は、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。
  2. パンテチンは、低密度リポタンパク質(LDL)等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、高密度リポタンパク質(HDL)産生を低下させる作用があるとされる。
  3. ビタミンEは、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされ、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和等を目的として用いられる。
  4. リボフラビンの摂取によって尿が黄色になることがあるが、これは副作用による異常であることから、直ちに使用を中止する。

    【 正答:2 】