次の記述は、一般用医薬品の添付文書の使用上の注意に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
  1. ジフェンヒドラミン塩酸塩が配合された医薬品は、排尿筋の弛緩と括約筋の収縮が起こり、尿の貯留を来すおそれがあるため、排尿困難の症状がある人は「相談すること」とされている。
  2. フェルビナクが配合された外用鎮痛消炎薬は、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、「してはいけないこと」の欄に、使用中及び使用後当分の間、塗布部を紫外線に当てないよう記載されている。
  3. アスピリンが配合された医薬品は、中枢神経系の興奮作用により、てんかんの発作を引き起こすおそれがあるため、てんかんの診断を受けた人は「相談すること」とされている。
  4. 次硝酸ビスマスが配合された止瀉薬は、海外において長期連用した場合に精神神経症状が現れたとの報告があるため、1週間以上継続して「服用しないこと」とされている。
  1. ab
  2. ad
  3. bc
  4. cd

【 正答:2 】

解説

  1.  選択肢の通り
  2.  ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬は、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、「してはいけないこと」の欄に、使用中 及び使用後当分の間、塗布部を紫外線に当てないよう記載されている。
  3.  ジプロフィリンが配合された医薬品は、中枢神経系の興奮作用により、てんかんの発作を引き起こすおそれがあるため、てんかんの診断を受けた人は「相談すること」とされている。
  4.  選択肢の通り