次の記述は、口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)の配合成分等に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
  1. アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合されている。
  2. ウイキョウは、咽頭の粘膜に付着したアレルゲンによる喉の不快感等の症状を鎮めることを目的として配合される。
  3. ポビドンヨードは、口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり、その増殖を抑えることを目的として用いられる。
  4. グリセリンは、咽頭粘膜をひきしめる(収斂)作用のほか、抗菌作用がある。
  1. ab
  2. ac
  3. bd
  4. cd

【 正答:2 】

解説

  1.  選択肢の通り
  2.  抗咽頭の粘膜に付着したアレルゲンによる喉の不快感等の症状を鎮めることを目的として配合されるのはクロルフェニラミンマレイン酸塩である。ウイキョウは、芳香による清涼感や健胃作用を目的として配合される。
  3.  選択肢の通り
  4.  咽頭粘膜をひきしめる(収斂)作用のほか、抗菌作用があるのはミルラである。グリセリンは、喉の粘膜を刺激から保護する作用のほか、殺菌・消毒に用いられる。