抗ヒスタミン成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. ジフェンヒドラミンを含む成分については、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがある。
  2. 抗ヒスタミン成分は、抗コリン作用を示さず、排尿困難の症状の悪化を招くことは少ない。
  3. メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。
  4. クロルフェニラミンマレイン酸塩は、血小板から遊離したヒスタミンが肥満細胞と反応するのを妨げることにより抗ヒスタミン作用を示す。

    【 正答:4 】

    解説

    1.  選択肢の通り
    2.  抗ヒスタミン成分は、抗コリン作用も示し、排尿困難の症状の悪化を招くことがある。
    3.  選択肢の通り
    4.  クロルフェニラミンマレイン酸塩は、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより抗ヒスタミン作用を示す。