眼科用薬の配合成分とその目的とする作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. コンドロイチン硫酸ナトリウムは、眼粘膜のタンパク質と結合して皮膜を形成し、外部の刺激から保護する作用を期待して用いられる。
  2. クロモグリク酸ナトリウムは、花粉、ハウスダスト(室内塵)等による目のアレルギー症状(結膜充血、痒み、かすみ、流涙、異物感)の緩和を目的として用いられる。
  3. ビタミンAは、アミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成に関与していることから、目の疲れ等の症状を改善する効果を期待して用いられる。
  4. スルファメトキサゾールナトリウムは、ブドウ球菌や連鎖球菌による結膜炎やものもらい、眼瞼炎等の化膿性の症状の改善を目的として用いられる。

    【 正答:1 】

    解説

    1.  コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜を乾燥から保護する作用を期待して用いられる。
    2.  選択肢の通り
    3.  アミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成に関与していることから、目の疲れ等の症状を改善する効果を期待して用いられるのはビタミンB6である。ビタミンAは、目の健康維持を期待して用いられる。
    4.  選択肢の通り