次の記述は、みずむしやたむし等に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
  1. みずむし、たむし等は、皮膚糸状菌(白癬菌)という真菌類の一種が皮膚に寄生することで起こる疾患である。
  2. いんきんたむしは、輪状の小さな丸い病巣が胴や四肢に発生し、発赤と鱗屑、痒みを伴う。
  3. 爪白癬は、爪内部に薬剤が浸透しにくいため難治性で、医療機関(皮膚科)における全身的な治療(内服抗真菌薬の処方)を必要とする場合が少なくない。
  4. 治療薬の剤形の選択に関して、一般に、皮膚が厚く角質化している部分には、クリームが適する。
  1. ab
  2. ac
  3. bd
  4. cd

【 正答:2 】

解説

  1.  選択肢の通り
  2.  輪状の小さな丸い病巣が胴や四肢に発生し、発赤と鱗屑、痒みを伴うのは、ぜにたむしの症状である。
  3.  選択肢の通り
  4.  治療薬の剤形の選択に関して、一般に、皮膚が厚く角質化している部分には、液剤が適する。