毛髪用薬及びその配合成分等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 「壮年性脱毛症」、「円形脱毛症」等の疾患名を効能・効果に掲げた毛髪用薬は、医薬品及び医薬部外品として製造販売されている。
  2. カシュウは、抗菌、血行促進、抗炎症等の作用を期待して用いられる。
  3. カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示し、頭皮の血管を拡張し、毛根への血行を促す。
  4. チクセツニンジンは、血行促進、抗炎症等の作用を期待して用いられる。

    【 正答:3 】

    解説

    1.  「壮年性脱毛症」、「円形脱毛症」等の疾患名を効能・効果に掲げ製造販売されている毛髪用薬は、医薬品のみである。
    2.  頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられるのはカシュウである。抗菌、血行促進、抗炎症等の作用を期待して用いられるのはヒノキチオールである。
    3.  選択肢の通り
    4.  選択肢の通り