医薬品による排尿困難、尿閉に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 副交感神経系の機能を亢進する作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、膀胱の排尿筋の収縮が促進され、尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある等の症状を生じることがある。
  2. 前立腺肥大の基礎疾患がある人のみに現れる。
  3. 初期段階で適切な対応が図られるよう、尿勢の低下等の兆候に留意することが重要である。
  4. 多くの場合、原因となる医薬品の使用を中止することにより症状は速やかに改善するが、医療機関における処置を必要とする場合もある。

    【 正答:3 】

    解説

    1.  副交感神経系の機能を抑制する作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、 膀胱の排尿筋の収縮が抑制され、尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある 等の症状を生じることがある。
    2.  前立腺肥大の基礎疾患のない人でも現れる場合がある。
    3.  選択肢の通り
    4.  選択肢の通り