次の記述は、高齢者に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
  1. 持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎疾患の症状の悪化や、治療の妨げとなることがある。
  2. 喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥下障害)場合があり、内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい。
  3. 生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいので、年齢から副作用のリスク増大の程度を判断できる。
  4. 医薬品の使用上の注意において、おおよその目安として60歳以上を高齢者という。
  1. (a、b)
  2. (a、d)
  3. (b、c)
  4. (c、d)

【 正答:1 】

解説

  1. 選択肢の通り
  2. 選択肢の通り
  3. 高齢者であっても基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が大きく、年齢のみから一概にどの程度リスクが増大しているかを判断することは難しい。
  4. 医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として65歳以上を「高齢者」としている。