次の記述は、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
  1. CJD訴訟を一因として、2002年に行われた薬事法改正に伴い、生物由来製品の安全対策強化が行われた。
  2. ヒト乾燥硬膜の原料が採取された段階でプリオンに汚染されている場合があり、プリオン不活化のための十分な化学的処理が行われないまま製品として流通し、脳外科手術で移植された患者にCJDが発生した。
  3. CJDの症状としては、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難が現れる。
  4. CJDの原因となるプリオンは、細菌の一種である。
  1. (a、b)
  2. (a、d)
  3. (b、c)
  4. (c、d)

【 正答:1 】

解説

  1. 選択肢の通り
  2. 選択肢の通り
  3. CJDは、次第に認知症に類似した症状が現れ、死に至る重篤な神経難病である。
  4. CJDは、たんぱく質の一種であるプリオンが脳の組織に感染することによって発症する。