次の記述は、解熱鎮痛成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
  1. アスピリンは、専ら小児の解熱を目的として、一般用医薬品の坐薬に配合される。
  2. イソプロピルアンチピリンは、解熱及び鎮痛の作用は弱いが、抗炎症作用は強いため、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合される。
  3. アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。
  4. イブプロフェンは、まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることがある。
  1. (a、b)
  2. (a、c)
  3. (b、d)
  4. (c、d)

【 正答:4 】

解説

  1. アスピリン、サザピリン、イブプロフェンについては、一般用医薬品では、小児に対してはいかなる場合も使用しないこと となっている。
  2. イソプロピルアンチピリンは、解熱及び鎮痛の作用は比較的強いが、抗炎症作用は弱い。
  3. 選択肢の通り
  4. 選択肢の通り