眠気防止薬及びその有効成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. カフェインには、胃液分泌亢進作用があり、その結果、副作用として胃腸障害(食欲不振、悪心・嘔吐)が現れることがある。
  2. 妊娠中にカフェインを摂取した場合、吸収されて循環血液中に移行したカフェインの一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に到達することが知られている。
  3. 眠気防止薬には、眠気を抑える成分として、チアミン塩化物塩酸塩、タウリンが配合されている場合がある。
  4. かぜ薬やアレルギー用薬などを使用したことによる眠気を抑えるために、眠気防止薬を使用するのは適切ではない。

    【 正答:1 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. 選択肢の通り
    3. 眠気防止薬には、眠気を抑える成分として、カフェイン(無水カフェイン、安息香酸ナトリウムカフェイン等を含む。)が配合されている。 眠気を抑える成分ではないが、眠気による倦怠感を和らげる補助成分としてチアミン塩化物塩酸塩、タウリン等が配合されている場合がある。
    4. 選択肢の通り