健胃薬に配合される生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. センブリは、リンドウ科のセンブリの開花期の全草を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。
  2. リュウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、消化補助成分として配合される場合もある。
  3. チンピは、ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果皮を基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
  4. オウバクは、ミカン科のキハダ又はフェロデンドロン・キネンセの周皮を除いた樹皮を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。

    【 正答:4 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. 選択肢は、ユウタンの説明である。リュウタンは、リンドウ科のトウリンドウ等の根及び根茎を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられ、消化補助成としては配合されない。
    3. 選択肢の通り
    4. 選択肢の通り