駆虫薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及ばない。
  2. 複数の駆虫薬を併用しても駆虫効果が高まることはなく、副作用が現れやすくなる。
  3. サントニンは、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すとされる。
  4. パモ酸ピルビニウムは、回虫の自発運動を抑える作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。

    【 正答:3 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. 選択肢の通り
    3. サントニンは、回虫の自発運動を抑える作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すとされるのは、パモ酸ピルビニウム である。
    4. 上記解説の通り