鼻炎用点鼻薬に含まれる成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示す。
  2. グリチルリチン酸二カリウムは、鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として配合される場合がある。
  3. 陽性界面活性成分は、黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌又はカンジダ等の真菌類に対する殺菌消毒作用を示す。
  4. アドレナリン作動成分は、鼻以外の器官や臓器に影響を及ぼすおそれがない。

    【 正答:1 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. 選択肢の通り
    3. 選択肢の通り
    4. アドレナリン作動成分は、鼻以外の器官や臓器に影響を及ぼすおそれがある成分も配合されていることから、長期連用は避けることとされており、3日位使用しても症状の改善がみられない場合には、漫然と使用を継続せずに医療機関(耳鼻科)を受診するなどの対応が必要である。