全身的に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する遅延型のアレルギー反応の一種である。
  2. 肝機能障害は、軽度の場合、自覚症状がなく、健康診断等の血液検査(肝機能検査値の悪化)で判明することが多い。
  3. 偽アルドステロン症は、中毒性のものとアレルギー性のものに大別される。
  4. 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態である。

    【 正答:5 】

    解説

    1. ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種である。
    2. 選択肢の通り
    3. 偽アルドステロン症の主な原因は、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸、カンゾウを含む医薬品の服用である。
    4. 選択肢の通り