消化器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 消化性潰瘍は、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状が現れることがある。
  2. 消化器に対する医薬品の副作用によって、吐き気・嘔吐、食欲不振、腹部(胃部)不快感等を生じることはあるが、口内炎や口腔内の荒れ、刺激感などを生じることはない。
  3. 医薬品の副作用による消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態である。
  4. 消化性潰瘍は、小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人で発症のリスクが高い。

    【 正答:1 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. 消化器に対する医薬品の副作用によって、吐きけ・嘔吐、食欲不振、腹部(胃部)不快感、腹部(胃部)膨満感、腹痛、口内炎、口腔内の荒れや刺激感などを生じることがある。
    3. 選択肢の通り
    4. 選択肢は、イレウス様症状(腸閉塞様症状) の説明である。