感覚器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 眼球内の角膜と水晶体の間を満たしている眼房水が排出されにくくなると、眼圧が低下して視覚障害を生じることがある。
  2. 抗コリン作用がある成分が配合された医薬品によって眼圧が低下して、急激な視力低下を来すことがある。
  3. 瞳の拡大(散瞳)を生じる可能性のある成分が配合された医薬品を使用した後は、乗物の運転を避けなければならない。
  4. 眼圧の上昇に伴って、頭痛や吐き気・嘔吐等の症状が現れることがある。

    【 正答:1 】

    解説

    1. 眼球内の角膜と水晶体の間を満たしている眼房水が排出されにくくなると、眼圧が上昇して、視覚障害を生じることがある。
    2. 抗コリン作用がある成分が配合された医薬品によって眼圧が上昇し(急性緑内障発作)、眼痛や眼の充血に加え、急激な視力低下を来すことがある。
    3. 選択肢の通り
    4. 選択肢の通り