次の記述は、小児と医薬品に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
  1. 医薬品の使用上の注意において、小児という場合の年齢区分は、おおよその目安として12歳未満をいう。
  2. 小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高い。
  3. 小児は血液脳関門が未発達であり、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしにくい。
  4. 小児への使用を避けることとされている医薬品の販売等に際しては、想定される使用者の把握に努めるなど、積極的な情報収集と、それに基づく情報提供が重要である。
  1. (a、b)
  2. (a、c)
  3. (b、d)
  4. (c、d)

【 正答:3 】

解説

  1. 医薬品の使用上の注意において、おおよその目安として、乳児は1歳未満、幼児は7歳未満、小児は15歳未満との年齢区分が用いられている。
  2. 選択肢の通り
  3. 血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすく、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。
  4. 選択肢の通り