次の記述は、神経質・精神不安・不眠等の症状の改善を目的とした漢方処方製剤に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
  1. 酸棗仁湯は、比較的短期間服用されることが多い。
  2. 抑肝散は、心不全を引き起こす可能性がある。
  3. 加味帰脾湯は、体力中等度以上の人に適すとされる。
  4. 柴胡加竜骨牡蛎湯は、胃腸が弱く下痢しやすい人では不向きとされている。
  1. a、b
  2. a、c
  3. b、d
  4. c、d

【 正答:3 】

解説

  1. 酸棗仁湯は、比較的長期間(1ヶ月位)服用されることが多い。
  2. 選択肢の通り
  3. 加味帰脾湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの貧血、不眠症、精神不安、神経症に適すとされる。
  4. 選択肢の通り