第1欄の記述は、循環器用薬の代表的な配合成分に関するものである。第1欄の記述に該当する配合成分として正しいものは第2欄のどれか。
第1欄
ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
  1. コウカ
  2. ユビデカレノン
  3. ヘプロニカート
  4. イノシトールヘキサニコチネート
  5. ルチン

【 正答:5 】

解説

  1. コウカは、冷え症及び血色不良に用いられる。
  2. ユビデカレノンは、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされ、軽度な心疾患により日常生活の身体活動を少し越えたときに起こる動悸 、息切れ、むくみの症状に用いられる。
  3. ヘプロニカートは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。ビタミンEと組み合わせて用いられる場合が多い。
  4. イノシトールヘキサニコチネートは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。ビタミンEと組み合わせて用いられる場合が多い。
  5. 選択肢の通り