外用痔疾用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. リドカインは、局所麻酔成分として痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として用いられる。
  2. グリチルレチン酸は、強力な抗炎症作用を示す成分として配合されている場合がある。
  3. ジフェンヒドラミンは、抗ヒスタミン成分として痔に伴う痒みを和らげることを目的として配合されている場合がある。
  4. タンニン酸は、痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として配合されている場合がある。

    【 正答:5 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. グリチルレチン酸は、比較的緩和な抗炎症作用を示す成分として配合されている場合がある。
    3. 選択肢の通り
    4. タンニン酸は、痔疾患に伴う粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として配合されている場合がある。