鼻に用いる薬の成分及び受診勧奨に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲は、蓄膿症などの慢性のものであり、急性又はアレルギー性の鼻炎及びそれに伴う副鼻腔炎は対象となっていない。
  2. 鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止することを目的として、ベンゼトニウム塩化物のような殺菌消毒成分が配合されている場合がある。
  3. フェニレフリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して鼻粘膜を通っている血管を拡張させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげる。
  4. クロモグリク酸ナトリウムは、まれに重篤な副作用として、アナフィラキシーを生じることがある。

    【 正答:4 】

    解説

    1. 一般用医薬品での対応範囲は、急性又はアレルギー性の鼻炎及びそれに伴う副鼻腔炎であり、慢性のものは対象となっていない。
    2. 選択肢の通り
    3. フェニレフリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して鼻粘膜を通っている血管を収縮させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげる
    4. 選択肢の通り