次の記述は代表的な生薬成分に関するものである。これらの適用となる薬用部位と期待する効果を示す生薬の名称について、正しいものの組み合わせはどれか。
  1. キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬であり、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
  2. マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
  3. サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
  4. アケビ科のアケビ又はミツバアケビの蔓性の茎を、通例、横切りしたものを基原とする生薬で、利尿作用を期待して用いられる。

    【 正答:3 】

    解説

    選択肢の通り