医薬品の販売業の許可に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 医薬品の販売業の許可は、5年ごとに、その更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。
  2. 薬局における医薬品の販売行為は、薬局の業務に付随して行われる行為であるため、医薬品の販売業の許可は必要としない。
  3. 医薬品の販売業の許可を受ければ、販売のために医薬品をあらかじめ小分けすることができる。
  4. 卸売販売業の許可を受けた者は、業として、一般の生活者に対して直接医薬品を販売することができる。

【 正答:2 】

解説

  1. 医薬品の販売業の許可は、6年ごとに、その更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。
  2. 選択肢の通り
  3. 薬局、店舗販売業及び卸売販売業では、特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して分割販売(いわゆる「量り売り」、「零売」と呼ばれることもある。)することができる。ただし、医薬品をあらかじめ小分けし、販売する行為は、無許可製造、無許可製造販売に該当するため、認められない。
  4. 卸売販売業は、医薬品を薬局や他の医薬品の販売業、製薬企業又は医療機関等に対して販売等する業態であり、業として一 般の生活者に対して直接医薬品の販売等を行うことは認められていない。