医薬品等適正広告基準に関する以下の記述の正誤について、正しいものの組み合わせはどれか。
  1. 漢方処方製剤の効能効果について、その構成生薬の作用を個別に挙げて説明することは不適当である。
  2. 一般用医薬品の広告では、心臓病について自己治療が可能であることの広告表現が認められている。
  3. 一般用医薬品の効能効果として、同じ有効成分を含有する医療用医薬品の効能・効果をそのまま標榜することは、その一般用医薬品が承認されている内容を正確に反映した広告とは言えない。
  4. 一般用医薬品の広告には、その有効性又は安全性について、それが確実であることを保証する表現を行わなければならない。
  1. a、b
  2. a、c
  3. b、d
  4. c、d

【 正答:2 】

解説

  1. 選択肢の通り
  2. 一般用医薬品は、医療機関を受診するほどではない体調の不調や疾病の初期段階において使用されるものが多く、医師による診断・治療によらなければ一般に治癒が期待できない疾患(例えば、がん、糖尿病、心臓病等)について自己治療が可能であるかの広告表現は認められない。
  3. 選択肢の通り
  4. 一般用医薬品では、一般の生活者が医薬品を選択する際に販売広告が一つの判断要素となるので、広告の方法や内容、表現において、医薬品の効能効果や安全性等について事実に反する認識を生じさせることのないよう、また、その医薬品が適正に使用されるよう、正確な情報の伝達が重要である。