登録販売者 北関東・甲信越共通問題 過去問 平成25年 第73問
高コレステロール改善薬に配合される成分に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. リノール酸、ポリエンホスファチジルコリンは、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。
  2. パンテチンは、肝臓におけるコレステロール代謝を正常化する働きがあるとされ、HDLの分解を促し、また、LDLが形成される過程に働いて、LDLを増加させる効果を期待して用いられる。
  3. リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなることがあり、これは使用の中止を要する副作用である。
  4. ビタミンEは、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされ、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺しれ)の緩和等を目的として用いられる。

    【 正答:5 】