登録販売者 北関東・甲信越共通問題 過去問 平成25年 第76問
次の漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 温経湯は、手足がほてり、唇が乾く人における、月経不順、更年期障害、神経症等に適すとされるが、胃腸の弱い人では、不向きとされる。
  2. 六君子湯は、比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、のぼせて足冷え等を訴える人における、月経異常、更年期障害,肩こり等に適すとされるが、体の虚弱な人では不向きとされる。
  3. 人参湯とは、比較的体力があり、のぼせて便秘しがちな人における月経不順、高血圧の随伴症状等に適すとされるが、体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腰痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
  4. 当帰芍薬散は、比較的体力が乏しく、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、めまい、動悸等を訴える人における、月経異常、更年期障害、頭重、足腰の冷え症等に適すとされるが、胃腸の弱い人では、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

    【 正答:3 】