登録販売者 栃木 過去問 平成26年 第56問
薬の吸収に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 内服薬は、有効成分が消化管から吸収された後、循環血液中に入って薬効をもたらす全身作用のものが多いが、消化管内で作用するものもある。
  2. 眼の粘膜に適用する点眼薬は、すぐに涙道に流れてしまい、全身作用をもたらすほど吸収されないため、ショック(アナフィラキシー)は起こらない。
  3. 坐剤は、肛門から挿入すると直腸内で溶け、有効成分が容易に循環血液中に入るため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。
  4. 有効成分が皮膚から浸透して体内の組織で作用する医薬品の場合は、浸透する量は皮膚の状態、傷の有無や程度などによって影響を受ける

【 正答:2 】