登録販売者 長野 過去問 平成26年 第54問
薬の体内での働きに関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 循環血液中に移行した医薬品の有効成分は、主として肝細胞の薬物代謝酵素によって代謝を受ける。
  2. 医薬品の作用には、有効成分が消化管などから吸収されて循環血液中に移行し、全身を巡って薬効をもたらす全身作用と、特定の狭い身体部位において薬効をもたらす局所作用とがある。
  3. 医薬品が摂取された後、成分が吸収されるにつれてその血中濃度は上昇し、ある最小有効濃度(閾値)を超えたときに生体の反応としての薬効が現れる。
  4. 医薬品を十分な間隔をあけずに追加摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上で、薬効は頭打ちになり、毒性が現れやすくなる。

    【 正答:1 】