登録販売者 北関東・甲信越共通問題 過去問 平成26年 第62問
かぜ薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. リゾチーム塩酸塩は、牛乳から抽出したタンパク質であるため、牛乳アレルギーがある人に対しては使用を避ける。
  2. セミアルカリプロティナーゼは、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、腫れを和らげるが、凝固した血液を溶解しにくくする働きもある。
  3. 小柴胡湯は、インターフェロン製剤で治療を受けている人では、間質性肺炎の副作用が現れるおそれが高まるため、使用を避ける必要がある。
  4. トラネキサム酸は、胃腸の運動を低下させる作用もあり、副作用として便秘が現れることがある。

【 正答:3 】