登録販売者 過去問 平成29年 第111問
医薬品副作用被害救済制度に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。- 医薬品の適正使用の有無にかかわらず、副作用によって一定程度以上の健康被害が生じた場合に、医療費等の諸給付を行うものである。
- 健康被害を受けた本人又は家族が給付請求できる。
- 医療手当の請求は期限がない。
- 一般用医薬品の使用による副作用被害への救済給付の請求に当たっては、医師の診断書を添付すれば、その医薬品を販売等した薬局開設者、医薬品の販売業者の作成した販売証明書を添付しなくてよい。

【 正答:2
】
解説
- 誤 医薬品を適正に使用したにもかかわらず、副作用によって一定程度以上の健康被害が生じた場合に、医療費等の諸給付を行うものである。
- 正 選択肢の通り
- 誤 医療手当の請求は期限がある。医療費の支給の対象となる費用の支払いが行われたときから5年以内とされている。
- 誤 一般用医薬品の使用による副作用被害への救済給付の請求に当たっては、医師の診断書、要した医療費を証明する書類(領収書等)などのほか、その医薬品を販売等した薬局開設者、医薬品の販売業者が作成した販売証明書等が必要となる。