登録販売者 北関東・甲信越共通問題 過去問 平成29年 第25問
アレルギー(過敏反応)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. アレルギーは、強い薬理作用を持つ医薬品成分によって、特に起こりやすい傾向がある。
  2. アレルギーには体質的・遺伝的な要素もあり、アレルギーを起こしやすい体質の人や、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には、注意が必要である。
  3. 病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合には、普段は医薬品にアレルギーを起こしたことのない人でも、医薬品がアレルゲンになりやすくなり、思わぬアレルギーを生じることがある。
  4. アレルギー症状とは、免疫機構が過敏に反応することにより、体の各部位に生じる炎症をいう。

    【 正答:4 】

    解説

    1.  アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こり得るものであるため、医薬品の薬理作用等とは関係なく起こり得るものであり、また、内服薬だけでなく外用薬等でも引き起こされることがある。さらに、医薬品の有効成分だけでなく、基本的に薬理作用がない添加物も、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)となり得る。
    2.  選択肢の通り
    3.  選択肢の通り
    4.  選択肢の通り