登録販売者 北関東・甲信越共通問題 過去問 平成29年 第55問
薬の体内での働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 医薬品の有効成分の代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回ると、医薬品の有効成分の血中濃度は上昇する。
  2. 医薬品の有効成分の血中濃度が、ある最大有効濃度を超えたときに生体の反応としての薬効が現れる。
  3. 一度に大量の医薬品を摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなる。
  4. 全身作用を目的とする医薬品の多くは、使用後の一定期間、その有効成分の血中濃度が、無効域と中毒域の間の範囲に維持されるよう、使用量及び使用間隔が定められている。

    【 正答:1 】

    解説

    1.  医薬品の有効成分の代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回ると、医薬品の有効成分の血中濃度は低下する。
    2.  医薬品の有効成分の血中濃度が、ある最小有効濃度を超えたときに生体の反応としての薬効が現れる。
    3.  選択肢の通り
    4.  選択肢の通り/li>