登録販売者 北関東・甲信越共通問題 過去問 平成29年 第60問
医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、 正しい組合せはどれか。
  1. 薬疹は、医薬品ごとに生じる発疹の型が決まっている。
  2. 光線過敏症は、貼付剤を剥がした後でも発症することがある。
  3. 接触皮膚炎は、医薬品の触れた部分だけでなく全身に広がって重篤化する可能性がある。
  4. 光線過敏症の症状が現れた場合は、患部は洗浄せずそのままの状態で、清潔な白い生地等で覆い医師の診療を受ける必要がある。

    【 正答:2 】

    解説

    1.  薬疹は、同じ医薬品でも生じる発疹の型は人によって様々である。
    2.  選択肢の通り
    3.  接触皮膚炎は医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしているのが特徴である。医薬品の触れた部分だけでなく全身に広がって重篤化する可能性があるのは、光線過敏症である。
    4.  光線過敏症の症状が現れた場合は、皮膚に医薬品が残らないよう十分に患部を洗浄し、遮光(白い生地や薄手の服は紫外線を透過するおそれがあるので不可)して速やかに医師の診療を受ける必要がある。