登録販売者 茨城 過去問 平成29年 第61問
かぜ及びかぜ薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. かぜとは、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の急性炎症の総称で、通常は数日~1週間程度で自然寛解し、予後は良好である。
  2. かぜの約8割はウイルス(ライノウイルス、コロナウイルスなど)の感染が原因で、細菌の感染は原因とはならない。
  3. かぜとよく似た症状が現れる疾患に、喘息、アレルギー性鼻炎、リウマチ熱、関節リウマチ、肺炎、肺結核、髄膜炎、急性肝炎、尿路感染症等がある。
  4. かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去するものではなく、咳で眠れなかったり、発熱で体力を消耗しそうなときなどに、それら諸症状の緩和を図る対症療法薬である。

    【 正答:5 】

    解説

    1.  選択肢の通り
    2.  かぜの約8割はウイルス(ライノウイルス,コロナウイルス,アデノウイルスなど)の感染が原因であるが、それ以外に細菌の感染や、まれに冷気や乾燥、アレルギーのような非感染性の要因による場合もある。
    3.  選択肢の通り
    4.  選択肢の通り