登録販売者 北関東・甲信越共通問題 過去問 平成29年 第77問
アレルギーの症状及び内服アレルギー用薬に含まれる成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. アレルゲンが皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識したヒスタミンによって、肥満細胞が刺激され、細胞間の刺激の伝達を担う生理活性物質である免疫グロブリンが遊離する。
  2. ジフェンヒドラミン塩酸塩は、ヒスタミンの働きを抑える作用により、蕁麻疹や鼻炎等に用いられる。
  3. 皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸が配合されている場合がある。

    【 正答:4 】

    解説

    1.  アレルゲンが皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識した免疫グロブリン(抗体)によって肥満細胞が刺激され、細胞間の刺激の伝達を担う生理活性物質であるヒスタミンやプロスタグランジン等の物質が遊離する。
    2.  選択肢の通り
    3.  選択肢の通り