登録販売者 過去問 平成30年 第52問
脳や神経系の働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 中枢神経系は脳と脊髄から構成されている。
  2. 小児は、血液脳関門が発達しており、大人に比べ、医薬品の成分が循環血液中から脳の組織に移行しにくい。
  3. 延髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを延髄反射と呼ぶ。
  4. 脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%、血液の循環量は心拍出量の約15%と多い。

    【 正答:3 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. 小児では、血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい。
    3. 脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。
    4. 選択肢の通り