登録販売者 茨城 過去問 平成30年 第79問
鼻に用いる薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 - アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が拡張して二次充血を招き、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。
- クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しては無効である。
- 鼻粘膜の過敏症(痛みや痒みなど)を抑えることを目的として、ベンザルコニウム塩化物が配合されている場合がある。
- 一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲は、急性又はアレルギー性の鼻炎及びそれらに伴う副鼻腔炎の他、蓄膿症などの慢性のものも対象となる。

【 正答:2 】
解説
- 正 選択肢の通り
- 正 選択肢の通り
- 誤 鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として、リドカイン、リドカイン塩酸塩等の局所麻酔成分が配合されている場合がある。
- 誤 一般用医薬品での対応範囲は、急性又はアレルギー性の鼻炎及びそれに伴う副鼻腔炎であり、慢性のものは対象となっていない。