登録販売者 栃木 過去問 平成30年 第34問
医薬品の品質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. 医薬品に配合されている成分には、光(紫外線)等によって品質の劣化を起こすものがあるが、高温や多湿によって品質の劣化を起こすものはない。
  2. 医薬品は、適切な保管・陳列がなされていれば、経時変化による品質の劣化は起こらない。
  3. 一般用医薬品では、購入された後、すぐに使用されるとは限らないことから、外箱等に記載されている使用期限から十分な余裕をもって販売等がなされることが重要である。
  4. 表示されている使用期限は、未開封状態で保管された場合に品質が保持される期限であり、いったん開封されると記載されている期日まで品質が保証されない場合がある。

    【 正答:4 】

    解説

    1. 医薬品は、高い水準で均一な品質が保証されていなければならないが、配合されている成分(有効成分及び添加物成分)には、高温や多湿、光(紫外線)等によって品質の劣化(変質・変敗)を起こしやすいものが多く、適切な保管・陳列がなされなければ、医薬品の効き目が低下したり、人体に好ましくない作用をもたらす物質を生じることがある。
    2. 医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられない。
    3. 選択肢の通り
    4. 選択肢の通り